おはなすび の オススメ

〜 本・マンガ紹介 〜

何のやりがいもなく進んでいく毎日に、焦りと絶望を感じている方へ

【ヒメアノ〜ル・古谷実(全6巻)】 なんとなく朝起きて、なんとなくバイト行って、なんとなく帰宅して、なんとなくテレビ見ながらボーッとして。 そんな何となくの日常に流されるだけの日々を送っていると、ある日とてつもない絶望感に支配されることがある…

恋人に父親を求める女の心理

【大阪ハムレット・森下裕美】 8年ほど前。大学の授業で教授が不思議なことを口にした。 「最近、仲良すぎる夫婦が増えてて、子どもがグレてるんですよ。」 ・・・。 ・・・・・ん? 一瞬考えたが意味がわからなくて、思わず授業を止めてまで聞き返した。 「…

うんこするのに許可がいる暮らし

【刑務所の中・花輪和一】 「あのですね。自分は今、うんこの方をしたいんですけれども・・・。もしよろしければそのー・・・。して来てもよろしいでしょうか?」 一度でも。 今まで・・・ たった一度でも。 声に出して「うんこを出す許可」をもらったことが…

興味を持って欲しかったら

【二日月・山岸涼子】 いきなりだが、どうゆう時、人は人に興味を持つだろうか? なんだか独特な雰囲気だなーとか、顔がタイプだなーとか、なんか考え方が似てそうだなーとか。 それはもう、きっと人がいれば人の数だけあるけども。 たぶん多くの人は「自分…

マジメさに価値があるのは義務教育までよ

真面目さに価値があるのは義務教育までよ【ブリーピリオド・大葉先生の名言】 生きてると、いくつかの「ドキっ」に出くわす瞬間がある。 子どもの頃は、隣のクラスの〇〇君へ向けられてたものが、大人になると恋愛以外にもそうゆう瞬間があることに気づく。 …

② 勇者しか辿り着けない本屋に行った話

「ここ、勇者しか辿り着けないの」 そう言われるとなんだか“特別な人間だけしか辿り着けない場所”みたいな怪しい雰囲気がただようが、ようはGoogleマップや地図にも載っていなく、普通の住宅街にある何てことない普通のアパート。 あるのは窓から見える得体…

① 勇者しか辿り着けない本屋 に行った話

あれは、銭湯にいった帰り道。 たぶんもう22時は過ぎてたんじゃないかなぁ。 びちゃびちゃの髪をゆらしながら、私は小学校からの友達と、夜中の住宅街をプラプラしていた。 「あれ、何なんだろうね?」 そう言ってルイちゃんが指差したのは、どこにでもある…